【ルーマニア・ブカレスト】

質屋ナツという店を経営している男が、犯罪組織を従えているという事がわかった。 しかし、人々はそんな情報よりも彼が飼っている『ペット』、4匹のライオン2頭の熊が気になるようだ。

彼の名前は、イオン・バリント。この男は野生の野獣を家にかっている事で長い間知られていた。


2010年、私たちがバリント氏にインタビューした時に、
バリント『私が、人をエサとしてライオンにあたえてるだって?だったら家に来なよ、ライオンなら何頭か譲ってやるよ!』と、自分の馬にまたがり去り際に言い放った。

このしっかり作り込まれた高い壁の中のライオンと熊が、貧困であふれているブカレストにいる敵対勢力を牽制していたのかどうか、警察当局も確認する由はないでしょう。この囲まれた建物には、もちろん無害な動物、馬、カナリヤなどもいました。

きちんと整えられたひげを持ち、はげかかった頭の、48歳になるバリントは良くTシャツを着て現れる。

また、ルーマニアのニュースメディアもバリント氏が敵対勢力を脅し、拷問するのにライオンと熊を使ったのかどうかは確認が取れていないと公表した。

彼の養子のマリウス・ブラド氏は『たくさんの間違った情報が報道されている。』と不満げに発言を残している。

どうやら周りの住民はあまり迷惑には思っていないようだ。むしろバリント氏は動物愛好家であるという認識が強い。

『彼らのうなり声は毎日聞こえるわ。だけどそれは、彼らがお腹がすいているときか、♀に求愛してるときだけ。あまり困ってないわ。』と地元の住民のガブリエラ氏36歳は述べた。

当局の調べでは、バリントと彼の弟のバジル氏が、2万人の人口のブカレストの街の犯罪組織を統括していたと調べている。

バリント氏を含め、67人の容疑者の逮捕に400人の警察、刑事が動員された。 2009年に、バリント氏は、人身売買、詐欺、暴行の容疑で13年の実刑判決が出ていたが、6年に減らされた上、1年で出所している。

動物達は、麻酔で鎮静化させられてケージに入れられ、環境庁の職員の手によって動物保護団体Vier Pfotenへ移送された。

『動物たちの健康状態には異常はない。バリント氏は動物達の血統証明書、健康診断書を10年以上も所持していなかった。バリント氏は少なくとも1年以上は刑務所の中で暮らし、動物の違法所持で莫大な罰金を払う事になるだろう』と、国家環境保護庁のMircea Pupazaは述べた。


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