アフガン警察によると、24日午後4時すぎに国際移住機関(IOM)の施設の門のところで自動車爆弾による自爆テロが発生した。この施設はカブールの高級街シャール・エ・ノウ地区にあり、爆発によって首都全域が揺れた。

その後、少なくとも5人の重装備の戦闘員がIOMの施設を襲撃、大規模な銃撃戦が夜まで続いた。警察関係者によると、治安部隊は攻撃が始まってから8時間後の深夜頃、最後の戦闘員を殺害した。

カブール警察の犯罪捜査部門の責任者、ムハンマド・ザーヒル氏によると、警察官1人が死亡したほか、少なくとも17人が銃撃戦で負傷した。

タリバンのザビフラ・ムジャヒド報道官はこの攻撃が米中央情報局(CIA)の来客用泊施設を狙ったものだったことを明らかにした。一般に知られている限りではこの地区にCIAの施設はないが、こうした施設の存在が公表されることはほとんどない。

元国会議員で、テレビの政治番組の司会を務めるDaud Sultanzoy氏はIOMの施設への攻撃について、「タリバンにとっては国際社会に圧力をかける新たな手段だ。タリバンはこのような作戦を実行するだけの人材がいることを示したがっている」と述べた。

カブールに拠点を置く安全保障問題の専門家で、元内務省職員のサミ・サダト氏はタリバンがCIAの宿泊施設とIOMの施設を区別できなかったと指摘、タリバンが弱体化している兆候が示されたと述べた。

アフガンでは国連の事務所が繰り返し、反政府勢力の攻撃を受けてきたが、IOMが攻撃されたことはなかった。IOMは紛争によって住居を失った難民の移住を支援する機関。

いまだ緊迫状況は続いてる。(Cero)

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