中国の格差社会1

中国の戸籍制度の最大の特徴は住民の管理と、都市と農村の人口移動、とくに農村から都市への流入を厳しく制限することにある。戸籍には「都市戸籍」「農村戸籍」があるが、「農村戸口」を持つ農民が都市に移転することは基本的に禁止されているのである。

こうした戸籍制度による統制によって、中国では農村と都市という二つの異なった世界が人為的に作り出されている。経済的格差はもとより、福祉や公共サービスなどの面においても都市と農村のあいだに大きな格差が設けられてきた。

戸籍制度の実施によって中国国民は特権を享受する都市住民と犠牲を強いられる農村住民という二大階層に分けられてきたといえる。「一つの中国に二つの社会制度」とは、まさにこのような状況を的確に表す国情分析である。


もはや、えた・ひにん!農村戸籍の中国人!!

高層ビルの外壁塗装工として毎日10時間働き日焼けした顔のグオさんの将来の夢は、いつか店を持ち、今2歳の息子を中学にやることだ。自分たちは一生高い望みは持てそうにないので、子どもに夢を託すという。

グオさんの妻は第2子を妊娠中。中国の「一人っ子政策」に違反するものの、1500ドル(約13万円)の罰金を支払ってでも出産するつもりだ。

グオさんらの出身農村では、都市とは異なり、高齢になっても年金をもらったり老人ホームに入ったりすることはできないという。夫妻が第2子を望んでいるのは、子どもだけが老後の頼りとなるためだ。養育費の負担は増えても最低2人は必要だと夫婦は訴える。

農民工の不利な立場は教育でも現れる。農民工の子どもは、都市戸籍の子どもと同じ学校へは通えず、私立学校の学費負担を余儀なくされるという。

このような私立学校の一つで教鞭(きょうべん)をとっている作家のデビット・バンダスキー氏は、都市戸籍の子どもが通う学校との教育水準の差が大きく、「私立学校」と呼べるような代物ではないと憤る。

同氏は、教育や機会が与えられないため、農民工の子どもたちの多くが親と同じような仕事に就くという悪循環はほぼ4世代にわたり続いていると指摘。「この15~20年は、社会の流動性が低い」という。

こういった状況が中国社会の不安定要素となっている兆候もみられる。広東省では昨年来、当局の人間による農民工への暴行をきっかけに、農民工による暴動や都市住民との衝突が発生した。

一部の家庭では、子どもを大学へ進学させることでこの悪循環を脱しようと希望をつないでいる。だがバンダスキー氏によると、それが成功する可能性は非常に低いという。

グオさんは、「子どもたちにそんなに多くを望んでいるわけではない。学校へ行って一生懸命勉強してくれさえすればいい。自分たちと同じような仕事や生活はしてほしくないだけだ」と胸の内を明かした。


身分制度によって喪失した責任感

政府が国民を信頼せず、国民同士の信頼もなくなって、社会の荒廃が進んでいる。一昨年、広東省で2歳の女の子が何回も車に轢かれて瀬死状態になっていたのに、誰も助けずに見ていた。みな厄介なことには関わりたくない。自分の利益にはならないことには手を出さない社会になった。いまの中国は古代的な身分制度が廃止されるどころか、身分格差の溝がますます広がりつつある。腐敗をチェックする仕組みがないので、政治システムが変わらないと悪循環は変わらない。


まさかここまでとは、、、これ世界史に載せるべきですよね。
今の大学生かつ社会人これ知らないで生きてる可能性高いです。
知らないで中国人留学生と話してました。中国バブル、オワタ(´・ω・`)
次に来てるのはベトナムか。(Motor)

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