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5月23日、閉店後のキャバクラ店内では、ビニールひもで首を締め上げられた女性が暴れていた。彼女はやがてグッタリとし、末期の痙攣を迎えた。そして、縊死後に起こる失禁をしたのだった。

秋田市内の「川反」と呼ばれる繁華街にあるキャバクラ店「レジェーラ」で働く伊藤理香子さん(22)の遺体が同市太平八田の山中から発見されたのは、それから6日後の29日の事だった。事件を追う社会記者が語る。「伊藤さんは1型糖尿病で1日4〜5回インスリンを注射しなければ生命が危ぶまれました」

秋田中央署により周辺の聞き込みがなされ、店に勤務する男女全員の事情聴取が行われた。ところがその夜、秋元麗奈容疑者(21)と神山達也容疑者(26)が忽然と姿を消したのだ。「翌25日、秋元の軽自動車に乗った2人が仙台市内で発見されました。とりあえず逃亡資金として、神山は店から売上金4万円持って逃げたのですが、26日に秋田市内に戻ったところを業務上横領の疑いで逮捕し、秋元にも任意での事情聴取が行われました」(前出・社会部記者)

その際、秋元容疑者が、「(伊藤さんの)遺体を埋めた」と供述したことから事件は急展開を迎えた。被害者の伊藤さんは、店では「倖月里衣」、秋元容疑者は、「如月莉々愛」の源氏名で、それぞれNO1、NO2の人気キャバ嬢だった。しかも神山容疑者は「レジェーラ」の店長という関係だった。

ー中略ー

実は、秋元容疑者は川反で知られたトラブルメーカーだったという。「店のNO1の人に取り入って、おこぼれにあずかる形で店内の地位を確保するタイプです。そうして自分のグループを作っていき、気に入らない人間はツマハジキにするのです。当然、女の子たちは苦情を漏らしながら店を辞めます。NO1の女の子や店のスタッフにそれを注意されるとケンカとなり、店を辞めるということを繰り返していました」(前出・地元関係者)

また、秋元容疑者の高校の同級生は、学生時代の彼女をこう振り返るのだ。「高校でも同じようなことしていました。強い人にくっついて、狙った人間を集団から追い出していく。人を従えたい気持ちが強いんですよ。そんな性格を見ぬかれて、友達もいない状態でした」

ー中略ー

店長と寝てでも頂点に立ちたい

地元のキャバクラ嬢が、店長とつきあうウマミとリスクを説明する。「経営者にバレたら店長は罰金を支払わされます。あの店では50万円と聞いています。女の子にとっては、優先的に優良な客を回してもらったり、雑誌の紹介などに推薦してもらったりします。でもそんな優遇をすると他の女の子たちが辞めちゃうので結局、店の売上は落ちるということになります」

そうした寝技の効果があったのか、前述した地元情報誌「遊名人」4月号には、なぜかNO2の秋元容疑者が店の〝顔〟として、グラビアを飾っている。新たな後ろ盾を得た秋本容疑者は周囲に、「店長とつきあっている」と公言し、しだいに〝ボス面〟で店の女の子たちに目入れをするうようになり、店内の雰囲気は急速に悪くなっていった。

これに忽然と立ち向かったのが伊藤さんだったのだ。前出・地元関係者が語る。「秋山と付き合ったことで、秋本はどんな手を使っても店のNO1に上り詰めようとしたのでしょう。伊藤さんはそんな秋本に、店長との交際を辞めるように注意をしましたが、『あんたに言われる筋合いじゃない』」と秋本は反抗。また、秋本が伊藤さんと親しい男性にメールを送ったこともバレて、伊藤さんに『店長と付き合っているのに浮気でしょ』と怒られました」

ついに2人は5月20日、路上で大喧嘩をし、警察が呼ばれるほどの修羅場を演じることになったのだ。前出・捜査関係者が語る。「伊藤さんは店の経営者に2人の関係を報告しました。その経営者は伊藤さんに店の売り上げを調べ、神山が不正をしていないか報告してほしいと頼んだそうです」

そして事件当日、超えられない「壁」である伊藤さんへの嫉妬が頂点に達した秋本容疑者が、閉店後のキャバクラ店で再び相まみえることになったという。「そこには神山も同席していた。伊藤さんが2人の交際と、不正経理の疑惑を経営に報告したことを告げ、逆上した2人が伊藤さんに手をかけたのです」(前出・関係者)

女の友情って存在するのか?(Motor)

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