グーグルグラス

MiKandi(マイ・キャンディと読ませる)がリリースしたアプリは「Tits & Glass」と呼ばれる。同社が開発者向けのGoogle Glassの入手から突貫で取り組み、10日間で開発したという。その特徴は、(1)POV=Point Of View、(2)コンテンツ共有、(3)お気に入り画像への投票――の3点だと宣伝している。

POV(撮影の視点)は、ユーザーが見たままの「1人称視点」である点。ハンズフリー操作で、見たままの場面を簡単に撮影できるGoogle Glassの機能を生かす。コンテンツ共有は、Google Glassで撮影したコンテンツを Tits & Glass専用のオンラインコミュニティに投稿して他のユーザーと共有できること。お気に入り画像への投票は、そのコミュニティの中で、他のユーザーの投稿に投票やコメントができる機能だ。Google Glassの音声認識機能で、キーボードなど使わなくてもつぶやくだけでコメントできる。

MiKandiは2009年11月設立。シアトルに本社があり、Android向けポルノアプリを専門とする。「世界初のアダルト・アプリ・マーケット」をうたうAndroid向けポルノアプリマーケットを運営しており、「7000本超のアダルトアプリと、世界400万以上のユーザーを擁する」という。AppleのSteve Jobs氏が2010年4月の開発者会議で「Androidにはポルノストアがある」と揶揄したのは、MiKandiを指したのだと言われている。

Googleは開発者ポリシー変更で閉め出し

Tits & Glassは6月3日にリリースされたが、これに対しGoogle側はその日のうちに排除を図った。Google Glassの開発者ポリシーを更新し、以下の内容を追加したのだ。

露骨な性表現を含むコンテンツ: ヌード、性行為の画像、露骨な性表現を含むコンテンツは禁止します。Google は、児童ポルノに対し、ゼロ トレランス ポリシーを採用しています。児童ポルノコンテンツの使用が判明した場合、Google は関係機関に報告し、このコンテンツの販売/配布に関与している者のGoogle アカウントを削除します。

Google Playの開発者ポリシーにも現在、同じ内容が盛り込まれている。

MiKandiの4日付のブログによると、同社はポリシー変更に合わせ“自発的に”アプリのアップデート作業に着手。開発者がそのテストをした際に、Tits & GlassのGoogleアカウントのAPIアクセスが完全に遮断されていることを発見したという。つまり、アプリが閉め出されたということだ。

MiKandi CEOのJesse Adams氏は「開発を始めたときには、そのポリシーはなかった」と抗議しながらGoogle側の説明を求め、メディアにもアピールしていた。しかし、7日付のブログでは、Googleの開発者サポートに何度も電話した結果、詳細な説明やAPIアクセスの再開は実現しなかったとして、敗北宣言した。

Googleに逆らうとどえらい目にあう。
韓国政府、中国政府を相手にしても一歩もひかない超ドS企業Google笑(Cero)